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ミャンマー、EITI加盟への動き

ミャンマー、EITI加盟への動き

ミャンマー、EITI加盟への動き

ミャンマーは諸外国で石油・ガス・鉱物資源等の透明性を確保する国際標準である採取産業透明性イニシアチブ(EITI)加入への準備をすすめている。先週、テイン・セイン大統領は首都ネピドーでこの問題についてEITIのClare Short議長と話し合った。ミャンマーは2~3ヵ月の間にEITIに候補として申請することを目標としている、とEITI国際事務局は話している。

テインセイン大統領はミャンマーの天然資源のより良い管理の必要性を認識している。

「私たちの継続的な利益のために、これら資源が透明性のある方法で開発・管理し保証してれるEITIを利用したい。」と彼は述べた。

「政治と経済の改革は、民主化のプロセスでとても重要な部分である。EITIに加入することはこれらの革新の目に見える結果となるでしょう。」

去年の12月にテイン・セイン大統領は、ミャンマーがEITI加盟までのプロセスを主導する人物として、大統領府のソー・テイン氏を任命した。ミャンマーがEITIに申請する前に2つの重要なステップが残っている。一つ目はマルチ・ステークホルダーを特定すること。重要な進展はEITIマルチ・ステークホルダー協議会にて政府からの約50名の議員により先週ネピドーで行われたとEITI事務局は述べた。産業界と市民社会はミャンマーのEITIマルチ・ステークホルダーグループのメンバー選出について話し合うために集まった。

「第1回目のマルチ・ステークホルダーの協議はEITIの加盟へのプロセスで画期的な出来事であり、公開性のある協議は民主主義へ移行する大きな進歩の兆しです。」とClare氏は話す。

第2のステップは、ミャンマーにてどのセクターがカバーされ、最初のEITIのレポートがどのようにされるべきかを含む、マルチ・ステークホルダーのためにEITI実施の着手に向けて作業計画を練ることだ。例えば、透明性のある契約や、受益所有権、水力発電や農林業の拡張などもまたこの会議で話し合われた。

Clare氏は大規模かつ長期間に渡るEITIの議題を継続するよう利害関係者に依頼した。しかし、実現が容易ではないことに注意し、段階的なアプローチを奨励した。

EITIは国際機関や投資家、市民社会、企業、連邦政府により開発・監督されている。これら全てのグループはEITI国際事務局が支援するEITI委員会により支えられている。EITIの規格は強固でありながら柔軟な方法論を持ち、彼ら自身が持つ具体的な問題に取り掛かるために採用している。

EITIを実施したとき、その国の天然資源がどのように運営されているのか透明性を保証し、採取産業からの政府収入の全面開示を求めている。

EITI国際事務局は元外交官であるJonas Moberg氏によりオスロに設置される。

 

記事番号:2013121904
【2013年12月19日(ヤンゴン)記者 Daisuke Lon】

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