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米 一部外交で「ミャンマー」呼称使用へ

米 一部外交で「ミャンマー」呼称使用へ

米 一部外交で「ミャンマー」呼称使用へ

アメリカ国務省がミャンマーへの和解公表を行った際に、一部の場合旧名称「ビルマ」ではなく、現名称の「ミャンマー」の使用していくことを示唆した。他アジア諸国への外交的配慮と見られている。

現在のミャンマー軍事政権は、1989年に国の正式呼称を「ビルマ連邦」から「ミャンマー連邦」へ変更(2010年から「ミャンマー連邦共和国」)。そして、「『ビルマ』という呼称は旧植民地とした英国の古い遺産で、『ビルマ民族』を指す場合のみに用いる」との見解を示した。

政権反対派と亡命した旧ビルマ国民はこれに対し「新国設立のステップ」として猛反発。米側も反対派の意見に同調し。引き続き「ビルマ」と呼称から変更を行わない形を取っていた。

しかし、今年1月のミャンマー独立記念日において、ジョン・ケリー国務長官からの祝辞では「ミャンマー」呼称が2度用いられており、「ビルマ」の呼称表現を用いなかった。

この件については、国務省のMarie Harf副報道官から「米政府方針で『ビルマ』と引き続き呼称していくことに変わりはない」と説明がなされたものの、「ただし、時と場合によっては米政府官僚が外交的儀礼として『ミャンマー』と呼ぶこともある。このような対応については、今後さほど混乱が起こることはないだろう。」と、2012年にオバマ大統領がミャンマー訪問したケースを例に挙げ、呼称に例外があることを付け加えた。

米側はミャンマーに対しほとんどの経済制裁を現在まで段階的に解除しており、オバマ大統領訪問、開発援助の促進等大きな歩み寄りを見せている。昨年10月、ケリー国務長官は長年の孤立していたミャンマーの政治的進歩について、「刺激的であるが、まだ不完全である」と評していた。

 

記事番号:2014011606
【2014年1月16日(ヤンゴン)記者:Shein Thu Aung】

 

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