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中小企業向け SMIDBローン

 

中小企業向け SMIDBローン

中小企業向け SMIDBローン

中小工業開発銀行 ( SMIDB ) により、ミャンマーの中小企業向けに提供されているローン総額が不十分であり、融資手続きもまだ効率的でないと企業や当局がミャンマー・ビジネス・トゥデイに話している。

2013-14年度3月末、ミャンマーにおいて当行は総額100億チャット ( 1,040万ドル ) をわずか62社のみの中小企業へ融資をしている。

SMIDBは国営のミャンマー経済銀行から特別金利として8.25%の金利で融資され、その他の銀行の貸し出し金利は13%となっている。

「3年にわたり融資先として選ばれなかった多くの企業に対し、融資をできるようにしたい。現在、銀行は政府から特別な金利で資金を提供してもらい、ようやく融資ができる状況となっている。」とSMIDBの上級顧問であるSan Thein氏はミャンマービジネストゥデイに対し述べている。

国際援助機関と政府の協力体制はまだ弱く、中小企業向けに十分な融資を提供できていない。しかし、2014年から2015年にかけ、融資額を倍の200億チャットまで増やす予定だと銀行関係者は見ている。

 

もし、日本の国際協力機構 ( JICA ) のような機関が資金援助を銀行に行えばさらに状況はよくなるだろうとSan Thein氏は語った。すでにJICAと政府開発援助 ( ODA ) について話し合いはあったものの、実施されるかどうかについては依然として不透明となっている。

企業家でありヨーマ銀行の副総裁であるMyat Thin Aung氏は、

「銀行が融資をより多く行うことは、中小企業にとってもメリットである。中小企業の多くは自社ビルや担保を持っていない。政府は中小企業に融資するリスクを負わなければならないし、ローンの手続きを見直す必要がある。」とミャンマー・ビジネス・トゥデイに話している。

だが、SMIDBは数多くの難題に直面している。ローカル企業に融資するにあたり、ずさんな財務管理や不十分なデータ、記録管理をもとに判断をしなければならないためだ。

 

今のところ、中小企業に対する法律制定がされていない。

しかし、中小企業法の草案を国会に提出し続けて、5月末にようやく審議されることになっている。

工業省が管轄する中小企業センターから認定された企業は銀行に対し融資の申請を行うことができるようになる。

 

年内には国際協力・ドイツソシエティー ( GIZ ) からの専門家により、SMIDBを含むKBZ銀行やヨーマ銀行のモニタリング、ローン手続きの体制を整えることが期待されている。

San Thein氏もまた政府に対し、中小企業の開発のため工業部門及びサービス業の改善を強く要請している。

現在のGDPの40%は農業、20%は工業となっており、中小企業の開発のみがGDP上昇の鍵となるとしている。

また、ミャンマーの輸出品目の数についても近隣諸国に比べると低く、経済基盤の改革を指摘している。

 

ミャンマー政府は、2015年に発足を目指すASEAN経済共同体 ( AEC ) を前に、目下およそ120,000社もの中小企業の強化に取り組んでいる。

AEC内でのヒト・モノの流れの自由化により、資金繰りの厳しいミャンマー国内の企業は同共同体の強力なライバル企業と競争することになる。

 

記事番号:2014051501
【2014年5月15日(ヤンゴン)記者:May Soe San】

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