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ミャンマーの中小企業8万社へ利率8.5%で融資を行う「中小産業開発銀行」

ミャンマー中小産業開発銀行、3年間で1,300億チャットを支出

中小産業開発銀行(Small and Medium Industrial Development Bank:SMIDB)によれば、同行は過去3年で中小企業に対して1,300億チャット相当(約120億円)の融資を行ったと言う。

「この3年間、主に国内の中小企業に対して融資を行ってきましたが、融資総額は1,300億チャット以上にのぼりました。ミャンマー政府が2015年は、当行に対して300億チャット(約27.8億円)を提供し、残りは当行の資産から拠出されています」と、同行の会長Than Tun氏がミャンマービジネストゥデイに対し語った。

Worker Yangon Myanmar

(写真)ヤンゴンのスリッパ工場で働く労働者

融資は様々な州や地方域の約400の企業に対し、提供されている。現在ミャンマーで登記されている中小企業は4万社存在し、さらに4万社が未登記だとThan Tun氏は中小企業のデータを参照しながら語る。

しかしながら、多くの中小企業中ミャンマー中小産業開発銀行の融資を利用していない。畜産業を営むHnin Oo氏はミャンマービジネストゥデイに対して「畜産業の経営者は中小産業開発銀行へ融資を申請してきましたが、担保が十分でないとして融資を受け取ることができませんでした。融資を受けることができたとしても額は経営を行うには不十分で、その上私たちは利息を支払わなくてはなりませんから、中小産業開発銀行からは融資を受けないのです」と語った。

一方で、中小産業開発銀行は財政的な制約もあり、中小企業に対して多額の融資を行うことは難しいと語る。同行では借り手が相当の担保を提供でき、融資額が担保価格の20-40%でなければ融資を提供することは困難だという。

それでもなお、差し迫った融資を必要とする産業は多く存在する。例えば養殖営業者は2008年にサイクロン・ナルギスがミャンマーを襲った際に深刻な打撃を受けた。サイクロンは養殖業が主に行われているエーヤワディーデルタを直撃し、それ以来70%の養殖業が営業を停止したままだ。また米国とEUからの貿易制裁により、西洋諸国への輸出ができなくなっていた。

「貿易の制裁は解除されたために今は水産物を輸出することができます。しかし養殖業者らは事業を立ち上げるために融資を必要としているのです」Hnin Oo氏は言う。

現在ミャンマーには国営・民間の銀行は合計23行存在する

しかし、中小産業開発銀行によれば中小企業に対し8.5%の利率で融資を提供するのは同行のみだと言う。

元記事:SMIDB Disburses K130b in Three Years
【2016年1月28日 記者:Tin Mg Oo & Moh Moh Kyi |】

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