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ミャンマーの自動車保険、安価な保険料も加入者低迷が続く

ミャンマー保険業界の活性化に自動車整備業界も期待

自動車整備サービスセンターである、トウキョウ・オート・サービス・ジャパン株式会社(Tokyo Auto Service Japan Co., Ltd)がヤンゴンで営業を開始した。損傷を受けた車両の修理だけでなくミャンマー国内の自動車保険サービスも提供する。

Tokyo Auto Service Japanによれば、ミャンマーでは自動車を保有する人が自動車保険へ加入することに関心が無い。そのため、ミャンマー人ドライバーの保険加入に対する関心を高めようと試みている。

Tokyo Auto Service Japan Myanmar

(写真)Tokyo Auto Service Japan株式会社の作業場

Tokyo Auto Serviceセンターはミャンマーの保険会社と連携し、広告宣伝活動への協力を仰ぐ予定だ。

「ミャンマーで自動車保険に対する関心を高めるために、自動車修理で弊社を訪れた際にこのサービスを勧めたいと思っています。保険業はミャンマーで長らく展開されてますが、関心を寄せる人はわずかです」と、Tokyo Auto Service Japan株式会社の社長であるHtin Lin氏は語る。

ミャンマーの自動車保険について

ミャンマーでの自動車保険料は、自動車価値の1.2%。しかしながら、保険加入者は自動車保有者の20%に過ぎない。保険に加入していれば自損事故だけではなく、他人による事故も補償を得ることができると、保険会社のMyanmar Insurance Enterprise社は説明した。

ミャンマー国内の車両保険は、基本的な事故に対して保険がかけられている。自動車の運転手は天災や戦争等を網羅する損害に対する追加的な保険に0.05%の保険料を上乗せすることで加入できる。盗難保険にはプラス15%で加入することが可能だ。

自動車価格を算定する際、保険会社はミャンマー国内の販売店と連携を図る。さらに自動車関連の雑誌や出版物を参考に、自動車価格を決定するとIKBZ保険会社の関係者は言う。

「自動車整備サービスセンターが保険会社と連携していることは良いことだと思います。自動車保険に加入することはミャンマーではまだ一般的ではありませんが、自動車整備サービスセンターにより自動車保険市場の発展が促進されることになると思います」とMyanmar Insurance Enterprise取締役のAye Min Thein氏はミャンマービジネストゥデイに対して語った。

「事故はいつでも起こる可能性があるため、自動車保険には加入すべきです。ミャンマーでの自動車の台数は増え続けており、事故が起こる確率は将来高くなるでしょう」

質の高い自動車整備がミャンマーで提供されていない現実

ミャンマーで自動車を運転する人にとってもう一つハードルとなるのが、ミャンマー国内で質の高い自動車修理がほとんど提供されていないという事実だ。知識豊富なミャンマー人の整備士はわずかで学ぶ場所も少ないことから、知識は多くの場合、見習い制度の中で伝えられている。

「ミャンマーの自動車整備業界では熟練した機械工は非常に少なく、自動車の機械工は国際的に認められた修了証書を取得しなければなりません」とMyanmar Automobiles Manufacturers and Distributors Association会長のSoe Tun氏は示唆した。

ミャンマーでは知識豊富な機械工が不足しているため、Tokyo Auto Serviceは日本で研修を受けた機械工の腕前にに自信をのぞかせる。しかしながら、同社の機械工らは国際的に認められた修了証書は保有していない。

Tokyo Auto Service Japan株式会社は今年マンダレーに自動車整備センターを開設し、近い将来ヤンゴンにもさらに拠点を増やす予定だと語った。

元記事:Automobile Service Centre Hopes to Revitalise Insurance Sector
【2016年2月9日 記者:Ei Thandar Tun 】

<関連リンク>

東京海上・三井住友海上もミャンマーで保険免許 (日本経済新聞)
ミャンマーでの自動車保険発売開始 (損保ジャパン日本興亜ホールディングス)

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