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ミャンマーで住宅供給量拡大、不動産バブル後のデフレが続く

ミャンマーで住宅供給量拡大 住宅ローン金利を押し上げ

不動産市場における供給量が拡大するにつれ、不動産オーナーは新たな競争に直面している。ミャンマーでは、不動産バブル後のデフレがもたらされ、住宅購入者が不足しているために多くのオーナーが土地を抵当に入れようとしている。

不動産市場は2000年から取引が発展し始め、2014年初頭には最高価格に達した。非常に高価で購入者は市場に入り込むことができなかったため、2014年後半に市場は大幅に落ち込んだ。

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「ヤンゴンの不動産市場はまだ不振が続いています、需要はありません。オーナーらは最大30%ほど値下げしていますが、それでも購入者を見つけることに苦心しています。多くの企業家は投資目的で多くの土地を購入しましたが、現在はその土地を販売するための資金が必要なのに購入者が見つからないのです」とAung Myay Real Estate Co LtdオーナーのDaw Maw Maw Tun氏は言う。

未登録の不動産業者の存在が、不動産不信を招く現状

登録された不動産販売会社は住宅ローンビジネスを展開することができるが、業界には登録していない仲介業者もいる。登録していない仲介業者を利用した貸借人に問題が発生したとすれば、合法的な解決を図ることは難しいかもしれません」と不動産サービスを専門とするTin Maung Thein氏は言う。

「住宅ローン契約をする時、登録された企業は信頼・安心できます。しかし、住宅ローン提供企業はほとんどありません。不動産業界で登録企業となるためには、裁判所に赴く必要があり、裁判所に赴こうとする人はあまりいません。書類をそろえる手続き期間は長期に渡り、資金も早急に必要とされます。このため資金を早急に調達するために借主・貸し手の相互理解のもと、違法な方法で抵当契約に署名するのです」とTin Maung Thein氏は言う。

ミャンマーの不動産融資の現状、金利は5%~7%

不動産を抵当に入れる借主は、該当不動産の開発状況より受け取る金額が決まる。建物のない土地を所有している借主は、市場価格の33%の貸付金を受け取ることが可能だ。すでに建物が建てられている土地を所有している借主は市場価格の50%の貸付金を受け取ることができる。いずれの場合も金利は5%から7%だ。

住宅ローンの貸付市場が拡大しているにも関わらず、期待された目標には達していないのが実情だ。「市場は安定していません。土地所有者は合弁企業として建築を請け負う業者に対して、建物の建築をすることを提案しても興味を示す業者はいません」

物件の値下げをしても、住宅ローンを利用して購入する人は少ない

「土地所有者は異なる不動産に対して変動金利で土地の交換を行うことで土地を手元から無くしていくことが多いのです。販売中に大幅に値下げしても、住宅ローンのシステムを利用してでも購入しようとする人はいません」Shwe Min Thar Real EstateのオーナーであるMyat Thu Win氏は言う。

4月1日に施行されたミャンマーの税法によれば、不動産の購入者は3千万チャット以下の不動産に対しては15%、3千万チャットから1億チャットの間の価格の不動産に対しては20%、1億チャット(*訳注*K100Mと解釈)以上の価格の不動産物件に対しては30%の税金が課せられる。地元企業によれば新税法が不動産市場の開発を妨げる一番の障壁になっているという。

元記事:Rising Supply Pushes Up Real Estate Mortgage Rates
【2016年7月21日 記者:Moh Moh Kyi】

<関連リンク>

海外建設・不動産市場データベース  ミャンマーの基礎情報 (国土交通省)

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