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ミャンマーでオーガニック農産物を生産拡大の動き

米企業、ミャンマーで有機農産物の生産を拡大

米国の農産物製造業者であるBio Soil Enhancers Inc (BSEI)は試験的な協力関係を通して、ミャンマーでの事業拡大を目指している。2016年6月ミャンマーからの代表団がBSEIの関係者らとミャンマーにおけるSumaGrowを使用した有機米の生産拡大に向けた話し合いを行った。

BSEIは穀物の生産を向上させる液体フミン酸塩と微生物から成る濃縮液であるSumagrowを含む製品の製造を手がけている。Sumagrowは従来の化学肥料の代わりに使用される。

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ミャンマー・コメ連盟(MRF)事務局長とMyanmar Agribusiness Public Corporation(MAPCO)のYe Min Aung社長は「ミャンマー農産物のうち、どのくらいの有機栽培(オーガニック)であるべきか?5%~10%の可能性はあるはずです。実現には試験的なプロジェクトを開始しなければなりません」と語った。

ミャンマーでオーガニック野菜市場は

有機(オーガニック)農産物は1990年頃はじめてミャンマーに根付き始めたものの、国内農地のうち有機農産物の栽培に利用されている土地はわずか約130エーカーだ。ベトナムでSumaGrowを使用した有機米生産の成功を目にし、ミャンマー代表団らはBSEIとミャンマー国内の有機農産物の生産拡大に向けた協力の可能性を模索し始めた。

BSEIによれば農作物や農業経営の体制次第で、SumaGrowを使用すれば作物生産高を平均で15%~20%増加させ、肥料の投入を25%~75%削減することができると言う。ミャンマーの代表らは説明を聞きながら製造工場を訪問し、研究所を視察、さらに微生物学者らや品質管理の責任者らとも話し合いを行った。

「世界的に2050年まで生産食糧量を倍増させ、使用する土地や水資源は削減しなければなりません。農業生産者にとっては大きな挑戦となるでしょう。ミャンマー政府や農業関連団体に対し、弊社製品を紹介し次世代に対しての責務を果たすという弊社使命果たせる関係を築くことができると楽しみにしています」とBSEIのWayne Wade代表取締役社長は述べた。

BSEIはミャンマー産米の栽培を支援

BSEIの現場支援業務コーディネーターのDrew Pigott氏はミャンマー産の米の取り組みを開始、展開、また状況の監督を行うためにミャンマーを訪れる予定だ。試験的なトライアルは継続・反復して行われ、米の品質や収穫高が測定され、肥料の使用料は削減される予定だ。

米テキサス州ほどの面積のミャンマーは、世界で最も肥沃な土壌を誇る。ミャンマーの人口の60%から70%が小自作農に従事しており、この内90%近くが米を中心に栽培している。BSEIは米ミシシッピーに拠点を置き、世界40か国で20以上のブランド展開を行っている。

元記事:US Firm, Myanmar to Expand Organic Production
【2016年7月25日 記者:Aye Myat】

<関連リンク>

ミャンマー食品・農業関連実態調査 現地調査報告書 (JETRO)
儲かる農業を目指せ (JICA)

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