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経営者らが政府に腐敗撤廃要求 DVBディベート

経営者らが政府に腐敗撤廃要求 DVBディベート

経営者らが政府に腐敗撤廃要求 DVBディベート

亡命政府「ビルマ連邦国民連合政府(NCGUB、本拠:米メリーランド)」の運営する「ビルマ民主の声(=Democratic Voice of Burma)」のディベートにおいて、「これからミャンマーが成長していく際には、各分野にまたがる腐敗した部分を取り除くべきだ」と現在のミャンマーの動向に焦点を当てた議論が事業主、現ミャンマー政府政治家を招いて語られた。

「誰がビルマ経済の舵を取るか」というタイトルで行われた今回のディベートであるが、ビルマ民主の声では現在のミャンマー政府の政治家、事業家、外国政府関係者、などを招いて、毎週このような放送を行っている。

現在ミャンマーでは,多くの政府職員の賃金が1か月当たり100ドル未満で、その結果、他の収入口を探すための行動を生んでいる。

この議論の中で、ミャンマー女性起業家協会の副理事を務めるThet Thet Khine氏は、「政府職員が最低賃金で働いている現状が果たして続くかどうかが問題。良いサービスは、お金を払う価値があるのと同様に、政府も彼らが普通に生活を営む上での十分に給料を支払うべき。この状態であれば、政府は職員がビジネスを行うことに追加料金に命じるという方向に進むだろう」と指摘。

商務省で外部顧問を行うMaung Aung氏は問題となっている点に対しては「世界銀行の最近の動向を見ればわかるが、ミャンマーに『インフレが経済成長を上回ってしまっている』という警告がなされている。2011年よりミャンマーは民主化政策へとシフトして国の経済は改善に向かいつつある。不景気を病気だとするならば、以前の遅れたシステムによって低い格付けをされた『病気』に対し、今は政策という薬を服用したのだから、時期に改善は進んでいく。」と、多くを問題点にしていない態度を覗かせた。

在ヤンゴンフランス大使館のDominique Causse経済部長は、「ミャンマー経済に速すぎる成長を期待すべきではない。『過熱』は立派な経済リスクの要因だ。ミャンマーが発展するのには時間がかかる。激しい投資ラッシュも、不動産価格の高騰という既に実証された危険を冒してまで過熱の様相が伺える。」と警告にも似た発言。

ミャンマー投資委員会の事務局である国家計画経済開発省・投資企業管理局(DICA)のAung Naing Oo氏は、「私はミャンマー経済に関することは楽観的。政府はさらなる詳細はないものの負担削減を目指したスキームは出来ている」と述べたが、ピー・ミャンマー・ジャーナルに務めるジャーナリストのSoe Thi Ha氏は、「一般の人々にとって衝撃的だった改革前でも一部の人が貸付金をばら撒いて利益を得ていたことを知らないのでは」と反論。

産業省のKhin Thawda Win氏、「政府が現在抱える貿易不均衡の解決を目指す取り組みを行っているものの、資源は権益、採掘技術などを理由に制限されており、時間を要するだろう。」と見解を示した。

Maung Aung博士は、ミャンマー農業のポテンシャルの高さについて触れ、「ミャンマーは農業に基づいて解決の糸口を探っていってはどうか。」と提案するものの、農業を営むOhn Mar Yee氏からは、「改革についてはなにもインパクトは感じない。成功する農家が既にいるものの、大多数は極貧、もしくは多額の借金を背負っている。」と現状を語る。

各分野にまたがり、可能性と現状のギャップを浮き彫りにさせていた議論であったが、DVBディベートは今後も様々な人物を交えて議論が行われる。

 

記事番号:2013112105
【2013年11月21日(ヤンゴン)記者:Oliver Slow 】

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