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未来へ投資、変化するミャンマー

Myanmar Business Today Editor-in-Chief (編集長) Sherpa Hossainy氏

Myanmar Business Today Editor-in-Chief (編集長) Sherpa Hossainy氏

――御社の概要について、お聞かせください

TPN MEDIA社は、15年前にタイで創業した出版社です。8つの国外雑誌のタイ語版を手掛けるほか、ロンリープラネットのタイ版などを手掛けています。

ミャンマーへは2012年に進出しました。英語とビルマ語による、バイリンガル・ビジネス専門紙です。

――なぜ、英語とビルマ語による2言語なのでしょうか

進出にあたって調査をしたところ、ミャンマーの人々は読むことが好きです。

ミャンマーには、欧米人や日本人も多く進出し始めており、その両者へ情報を提供すべく、バイリンガルのビジネス専門紙として発行することに決めました。

――読者層について

購読の対象と考えているのは、第1は、ミャンマーへ進出してくる外国からのビジネスマン。第2に、ミャンマー人経営者層や富裕層です。彼らはミャンマー人ですが、英語での情報を欲しています。それ以外には、各国の大使館、ホテル、航空会社にも購読いただいています。

――『ミャンマービジネストゥデイ』の特徴を教えてください

ビジネス情報に特化した専門紙であることです。他紙は、政治やエンターテインメントなど、全てのニュースを取り扱っています。本紙は、ビジネスに関係することのみを取り上げながらも、他紙と同じボリュームの構成としました。

英語とビルマ語の2言語で出版していることも特徴ですね。

――記事の執筆にあたり、気を付けている点はありますか

弊社では、マーケティングチームと編集部を、完全に分離させています。これにより企業側から、記者が買収されることを防ぎ、公正な記事の元、報道することができます。

これは、ジャーナリズムの世界では当たり前のことですが、『ミャンマービジネストゥデイ』でも、同じ体制を採っています。

――この2年で、読者の動きに変化はあったのでしょうか

それは、間違いありません。販売部数は65,000部に達し、売上は急激な伸びを見せています。その証拠に、ビジネスマンに訴求できるメディアとして重宝され、広告の出稿者も増えました。特に航空業界では、ASEANに地盤を持つ多くの企業が広告を出してくれています。

――ミャンマーの将来についての見通しを

2015年は、ミャンマーにとって変化の年となるでしょう。政府が民主化政策を続け、ASEAN経済共同体(AEC)に参加するのであれば、投資家たちは安心して投資できる環境が整います。

2015年のASEAN経済共同体を機に、タイ・シンガポール・マレーシアなどの企業が、続々と進出します。関税が撤廃され、ヒトの動きも自由化されようとしています。

しかし、ミャンマーはようやく民主化が始まりつつある黎明期で、インフラどころか国家財政もこれからという状態。株式市場も整備されておらず、市場から資金を調達するのも困難です。

企業が大きくなるためには、資金が必要ですから、資金調達の方法を、政府がいかに準備するかが、経済成長のカギになるでしょう。

――ミャンマーで感じる「変化」の特徴を聞かせてください

特に、企業家動向の変化が顕著です。ミャンマーでは、600以上の品物の輸入制限が解除され、輸入ビジネスが活況です。車など、街に溢れるモノの品質も変化しました。

とは言え、ミャンマーが国際基準の国家になるには、まだ時間がかかるでしょう。日本が過去数十年かけて、先進国の仲間入りを果たしたように、ミャンマーは現在、変化の途上にあると言えます。

――今後について

来年には、マレーシアとシンガポールでも、本紙を発行します。現在、ミャンマーとタイの6都市で販売中です。我々の目標は、ASEAN広域で、ミャンマー情報を提供する情報媒体になることです。

ご存知の通り、ミャンマーは非常に注目されています。欧州、米国、中国、日本、マレーシア、インドネシアなど多くの経営者や投資家が、ミャンマーの情報を欲しているのです。

――日本の読者に向けて、メッセージをお願いします

ミャンマーに投資したい方、ビジネス進出を検討中の方にとって、有益な情報を提供しています。

例えば、ビジネス進出の状況、経済環境、関税、政府の動向、投資に関する法律改定などの記事です。我々は記事を作る際、人々との「対話」を重視しています。最高のビジネス紙を作るべく、信頼性のあるニュース提供をしています。

本紙を読むのであれば、他の紙面を読む必要は無いと言えるほど、記事には自信を持っています。

 

インタビュアー

1392525_633969773307896_395661871_n板野 雅由 (いたのまさよし)

株式会社ラ・アトレアジア(タイランド) Managing Director

ブログ(グロビジ!) 主宰

岡山県出身。 2004年に米軍ヘリが墜落した大学卒。在学中にこの事件に遭遇する。2009年、2011年にダライ・ラマ拝謁。出版社などでのマネジメント職を経て、沖縄県観光促進事業「Okinawa2Go!プロジェクト」を立ち上げる。その後、タイに拠点を移し、不動産投資コンサルタントとして活動中。

連絡先: itano@lattrait.asia

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