banner-recommend-ikema banner-recommend-tokushige banner-recommend-murakami

テイン・セイン大統領 フィリピン初訪問

テイン・セイン大統領 フィリピン初訪問

テイン・セイン大統領 フィリピン初訪問

先週、Thein Sein大統領はフィリピンを訪問した。彼の同国への訪問はこれが初めてとなる。

3日間の訪問期間中、彼は同国との連携を強化するために、Benigno Aquino III大統領と会合を開き、貿易、投資、農業、ビザ免除について議論がなされた。

フィリピンはかつて、ミャンマーの軍事体制を激しく批判していた。しかし、ミャンマーが民主主義の実現を目指し少しずつ変化し始めると、二国間の関係は改善していった。

ミャンマーからフィリピン渡航に関しては、既にビザは免除されていたものの、フィリピンからミャンマーへのビザ無しの渡航はまだ認められていなかった。今回の会合で両国は、今後、フィリピンからミャンマーに渡航する際に、ビザが免除されることを合意した。

また、テイン・セイン大統領は、今回の訪問で、先月発生した台風30号「ハイエン」により、大きな被害を受けた地域も訪れた。フィリピンを直撃したその台風は、約5,000人の犠牲者を出し、未だ多くの行方不明者が存在する。

台風被害を受けて、ミャンマーを含めた世界の約60ヵ国がフィリピンに対する援助活動を行った。フィリピンの外務大臣Albert del Rosario氏によると、7トンに及ぶ食料・救援物資供給に加え、ミャンマーの援助は10万ドルに達していたという。テイン・セイン大統領は、今回の訪問で追加援助を決定した。

さらに、フィリピンのAquino大統領との会合で、テイン・セイン大統領は、2014年にミャンマーがASEAN議長国を務めることについて意見を交わし、またそれに対する支援を求めたと考えられている。

ASEAN諸国にとって、近い将来、ミャンマーと中国の関係性は、極めて重大なテーマとなる。ミャンマーは物流ルートの要所として位置づけられているのだが、実際、中国とミャンマーの友好同盟ゆえ、多くのASEAN諸国がミャンマーの土地をめぐり、中国と対立している。フィリピンとベトナムが、来年のASEAN首脳会議において、中国に抗議を申し立てる可能性があるという報告もいくつかなされている。

 

記事番号: 2013121203
【2013年12月12日(ヤンゴン)記者:Su Su】

ホームに戻る