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貿易イベントの目玉はミャンマー市場 – マレーシア貿易開発公社CEO・Wong Lai Sum氏

貿易イベントの目玉はミャンマー市場 - マレーシア貿易開発公社CEO・Wong Lai Sum氏

貿易イベントの目玉はミャンマー市場 – マレーシア貿易開発公社CEO・Wong Lai Sum氏

クアラルンプールで「イントレード2013」が開催された。 イントレード(INTRADE)は、マレーシア貿易開発公社(MATRADE、以下「マトレード」)主催の貿易イベント。グローバル市場参画を狙うベンチ企業間のネットワーキング、ビジネスマッチング、アイデア・知識交流の促進を目的とした企画で、今年で第7回となる。今回は11月26日~28日まで開催され、「輸出と発展に活力を」というテーマの下、建築資材、電気製品、ライフスタイル、生産支援の4項目をメインに活発な交流がなされた。

●マレーシア中小企業に活力を

マトレードは、マレーシアの国際通商産業省(MITI)管轄の貿易促進機関。マレーシア輸出の促進、マレーシア企業のグローバルマーケット進出・支援を手がけ、「メイド・イン・マレーシア」を波及させる取り組みを行う。 マトレードCEOのWong Lai Sum氏はミャンマービジネストゥデイの取材に対し、「マトレードは、これら中小企業が成長する機会を設けること、そして国内市場、海外市場に拘らずこれを続けいていく責務があると思う。」と述べた。 テーマにある「活力」とは、マレーシア国内の90%以上を占める中小企業へのメッセージを含む。 公式主催者でもあるMustama Mohamedマレーシア国際通商産業省大臣も、 「現在、中小企業はマレーシアGDPの約23%に貢献している。私達は中小企業がこれから約40%までになる屋台骨となってほしい。特にヘルスケア・ICT等の分野において、国内経済の信頼を得ていくための道筋を先頭に発って示すのが中小企業だ。」 と、中小企業がマレーシアで果たす重要性について期待を込めている。

●貿易イベント「イントレード」の果たす役割

マレーシアは貿易での成長率が3.3%増、特に輸出では1%に満たない数値での微増を見込んで2013年が終わる。 停滞気味になったものの、Wong氏は特に懸念は抱いていない。 「2014年からは、貿易が5.2増、輸出では2.6%との試算があることを示している。イントレードのようなイベントがマレーシア輸出製品の成長に大きく貢献するだろう。『イントレード2013』実績はまだ把握できないものの、昨年の成功に似た確かな完食を掴んでいる。」 昨年、「イントレード2012」では608社・800人以上・計1億8100万ドルを備蓄したを超える買付業者を国内外から招致し、その経済効果は7200万ドル。マレーシア輸出に興味を持っている海外バイヤーへの発信イベントとしてと大きな成果を挙げた。 「このイベントで、座って商談をした場合でも署名には至らない。30分話し合いの場所を設けたとして、良い製造業者にヒットするのは1社か2社。しかし、その業者が後々5,6,7と繋がりの数や成長度合いが増えていく。」

●対ミャンマー貿易と今後の課題

Wong氏はミャンマー経済について、 「以前は孤立させらていれた国が、今ビジネスという形でマレーシアに大きな可能勢を示している。マレーシア貿易開発公社では、ミャンマー石油・ガス事業に既に投資を行った。他にもミャンマー関しては、色々な国の会社と協力しながら話を進めている。」と、マレーシアの大手石油会社「ペトロナス」が携わる事業に触れながら語る。 マレーシア国立貿易振興機構も、ミャンマーは製品・サービスとも大きな可能性を秘めた未開発市場だという見方を示している。マレーシアでは外国人留学生の受け入れの積極性では世界11位と示す指標もある。ミャンマーでは技術者教育が課題とされており、大きな役割を果たすことが予想される。 ミャンマー・マレーシア間の二国間貿易額は2012年で約8億8000万ドル。前年比12%増、2010年からの33%増となりその結びつきの強さが伺えた。しかし今年に入っては9月時点で前年同月比から14%(約5億8600万ドル)ダウン。 ミャンマーの民主化に伴うビジネスでの台頭する一方で、Wong氏は教育分野の観点から、「ミャンマーの労働生産性は東南アジア諸国の生産性に対して僅か30%。その技術レベルは注目していかなければならない点。例えばミャンマーに来てある産業の開発に興味があっても、まずは技術・ノウハウを輸入してこなければならない。なので、1つのことをやるには色々な機関と技術習得に関するタイアップは必然的に関係してくる。」と、ミャンマー進出についての留意事項を述べて締めくくった。 現在マレーシアからミャンマーへの輸出はヤシ油、ミャンマーからの輸入は天然ゴム。これからの経済の動向による変化も予想されるが、「イントレード2014」は来年も11月25日~27日にクアラルンプールで開かれる予定だ。

記事番号:2013120502 【2013年12月5日(ヤンゴン)記者:Oliver Slow】

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